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■ イケメン彼氏、相手はあたし。

1 名前:実依:2008/05/06(火) 12:49:21 ID:OTdA2YZE0
やっとわかった。
 
でも、気づいたら大好きだったの。

2 名前:実依:2008/05/06(火) 12:57:28 ID:OTdA2YZE0
*…平野 あゆみ

*…小山 結香
 
*…平野 裕規

*…大崎 健
 

 

3 名前:実依:2008/05/06(火) 13:03:44 ID:OTdA2YZE0
 
『これ、俺に?』
 
『うん、お兄ちゃん今日誕生日でしょ〜?』
 
あゆみがあげたのは、高そうな指輪。
 
 
『こんなん俺が貰って良いの?』
 
『うん、お兄ちゃんに買ったんだもん♪』
 
『こうゆうのは、彼氏に買ってやるもんなの。』
 
『良いの、彼氏なんて「あゆみーゆうきー遅刻するわよー」
 
 
 
『さっさと行くぞ』
 
 
クールなお兄ちゃんはあたしの鞄をもって先に
 
家をでた。

 

4 名前:実依:2008/05/06(火) 13:12:17 ID:OTdA2YZE0
 
『そういうお兄ちゃんは彼女居ないの?』
 
『さあ』
 
『…』
勝ち誇った顔で笑うお兄ちゃん。
 
彼女なんていらないよ。
 
 
『…』
 
「おっすー!」
 
後ろから現れたのは、
 
お兄ちゃんの友達、健くん。
 
『おはよー「え、ねえ何この子、年上にため口だった〜?」
 
え、
 
健くんはあたしにプロレス技を掛ける。
 
ギブ、ギブ!
 
『はは、家帰ったら説教しとくからそのへんでー』
 
はは、ははは・・・
 
笑えません。
 
 
「あーゆーみいいい!」
 
前から手をふってる結香。
 
『じゃ、結香と行くから♪』
 
あたしはそうして2人の場を離れた。
 
 


 

5 名前:実依:2008/05/06(火) 13:27:14 ID:OTdA2YZE0
 
『何これー!』
 
家に帰宅し、目の前にあるのは
 
箱の山。
 
『なにって、誕プレ〜』
 
『…』
カサ、
  
『うわ、何してんだ!』 
 
『いーじゃん、1つぐらい開けてみたって?』
 
『『…』』 
 
 
見ない方が良かったかな。
 
やっぱり落ち込む、いくら打たれずよくたって。
 
 
“この間はありがとう。好きだよ”
 
兄と妹の関係じゃ駄目なんだよ。
 
良いよね、友達は
 
簡単にそんなこと言えて。

6 名前:実依:2008/05/06(火) 13:38:49 ID:OTdA2YZE0
 
『返事してあげなよ。』
 
『ああ』
 
『付き合えば?』
 
悲しくて、涙もでない。
 
なに言ってんだ、あたし。
 
『…』
 
『トイレ行ってくるねっ』
 
バタンっっ

 ふえ・・・
 
お兄ちゃん
 
お兄ちゃん
 
好きなの。
 
彼女なんてつくらないでよ・・・
 
 
彼氏なんていらないんだよ。
 
お兄ちゃんの為に空けてるんだよ・・・
 
 
 
 
コンコン。
 
『あゆみ?どした、大丈夫か?』
 
『あ・・・大丈夫♪』
 
 
ザアーー
パタン。
 
『お兄ちゃん!っ』
壁に寄りかかるお兄ちゃんの姿
 
『おせぇよ。』
 
『何で泣いてんの?』
 
赤く充血した目をみて気が付いたの?
 
『べつに・・・なんでも。』
 
『そう。』
 
お兄ちゃんは少し困った顔をした。
『悩み、あるなら言えよ?』
 
 
悩み?
 
人生が悩みだよ?
 
 

7 名前:実依:2008/05/06(火) 13:42:49 ID:OTdA2YZE0
 
本当は打ち明けたいよ。
 
全部受け止めてほしい。
 
でも、無理な願い。
 
 
1つも叶わないあたしの願い。
 
 
 
 
 





















  
 
 
『お兄ちゃんはさ、誰が好きなの?』
 
『んー、さぁ。』
 
『えーっ。じゃぁタイプとか♪』
 
『…そーだな、結香ちゃんとか可愛いと思うよ』
 
 
え、
え?
 
結香ちゃんなの?
 
 
やばい、立ち直れない。

8 名前:実依:2008/05/06(火) 13:52:32 ID:OTdA2YZE0
明日、結香に聞こう。
 
やばい、寝れないよ・・・。




『結香、彼氏いる?』
 
『えー居ないよ♪当たり前に〜♪』
 
ホッ
良かったああ・・・。
 
『でも、好きな人は居るよぉ♪』
 
『へ・・・へえ〜』
 
まぁ、大丈夫だよね?
 
 
『うわっ』
 
お兄ちゃんの下駄箱を見ると、

ラブレターが1通。
 
『相変わらずの人気だね♪』
 
『あは、そうみたい…』
 
 
 
相手は誰・・・?
 
気になって授業が頭に入らない。
 
 

9 名前:実依:2008/05/06(火) 14:03:14 ID:OTdA2YZE0
 
コツン。
 
『わぁ!・・・あ、健くん!』
 
「おっす〜、一緒に帰る?」
 
 
結香は委員会だし、ちょうど良いや。
 
『うんっ』
 
 

『そういえば、お兄ちゃんは〜?』
 
 
『んー、女子にお呼ばれで♪』
 
 
あぁ、やっぱり・・・ははは。
 
「裕規は人気だねぇー」
 
「健くんもでしょー?」


 
あは、社交辞令。(笑)
 
「あゆみちゃんてさー、…裕規のこと好きやろ。」
 

 
は?
 
「見た目バレバレなんだよねー?」
 
うっそお・・・。
 
 
 
「可愛いね、じゃ、又〜♪」
  
 
 

うそ・・・ばれちゃったよ・・・
 
お兄ちゃんにでも言われたら? 
 
 
 
 『キモい。近よんな』
 うわあー…
 
 
 絶対避けられる・・・。
 
 
 
 口止めしなくっちゃ!

10 名前:葉月:2008/05/06(火) 15:02:18 ID:???0
面白そうですね♪

続き、楽しみにしています♪

11 名前:実依:2008/05/06(火) 21:20:04 ID:tDP2bV6Q0
葉月さん>>コメありがと-です♪

12 名前:実依:2008/05/06(火) 21:35:15 ID:tDP2bV6Q0
 翌日。
 
『『いってきまーす!』』
 
今日のおにいちゃんは一段とかっこいい♪
 
・・・て、別になにがある訳でも無いけど。
 
 近くで見ると、ほんと悪い所無しって感じ。
 
 目、 髪の毛、 口元。
 
何でって言うくらい、あたしとの接点は無い。
 
 
『…なに?』
 
『へ?‥ああ、何でもない!』
 うわぁ、ついつい見とれちゃった。
 
だって、すごくかっこいいんだもん。
 
 
「おおおおはははーーー!!!!」
 うわ!
 
後ろから抱きついてきた健くん。
 
ちょっと・・・お兄ちゃんの前なのに・・・!
 
 
「ちょっくら、あゆみお借りしてもよろしくて?」
 
『ああ、てか何その言い方・・・』
 
じゃ☆
 
 って、手をかざして。
 
あたしの手を引いてく健ちゃん。
 
 
 
 
着いたのは、学校近くの公園。
 
『ねぇ、“あゆみ”とか呼ばないでよぉ』
 
「え〜なん『疑われるじゃん!』
 
「裕規はそこまで気にかけてねーよ。」
 
 
それは、妹だから?
 
好きな相手じゃないから?
 
 
結香じゃないから?
 
 
「そうい『健ちゃんのばか!!!!』
 
あたしは鞄を投げて走って公園をでた。
 
 
「…は?………ぃって〜…。」
 

 

 

 

13 名前:実依:2008/05/06(火) 21:52:45 ID:tDP2bV6Q0
 
解ってる。
 
お兄ちゃんはあたしのものにはならない。
 

なれない。
 
 
 “チャンス”なんてこない。


 
でも諦めれる訳もない。
 
 
 
 


お兄ちゃんを手に入れるのは、
 
なんで、いつも“あたし以外”なの?
 
 
あたしじゃ駄目なの?
 
 
兄妹でなんて結ばれたくなかったよ。
 
 

 

14 名前:実依:2008/05/07(水) 19:54:00 ID:PWoWxsGd0
学校…行きたくないなぁ。
 
帰っちゃおうかな。
 
 
門の前までは来たものの、腰が引ける。
 
お兄ちゃんの顔が見れないよ。
 
好きなのに…
 
今会ったらきっと、酷い態度とっちゃう。

・・・今日は帰ろう。
 
 
 
 
 
 
 
 家に帰っても、考えるのはお兄ちゃんの事ばかり。
 
結香に相談したい。友達だもん。
 
でも、こんな事言えない。
 
 言ったらどうなるのか、解るから…。
 
1人で悩むのって、しんどいなぁ。
 

15 名前:実依:2008/05/07(水) 20:03:03 ID:PWoWxsGd0
 ♪――♪――
目覚ましがあたしの眠気をさました。
 
あれから、知らない間に寝てたみたい。
 
 …あれ?何か忘れてるよーな…?
 
まぁ、いっか。
 
 
 いつもどうり、ご飯を食べて服に着替えて家をでた。
 
 「あーゆーみぃぃちゃぁぁん♪♪」
 タイミング良く健くんが後ろから駆けてきた。
 
 「これ☆はいっ」
手渡されたのは、小さな箱。
 
『なに?誰に?』
 
「なに言ってんの〜、今日バレンタインだよ?」
 
 
…あぁ!忘れてた…。
 
完璧に凹んだ。
 
『でもさぁ、何で健があゆみにあげる訳?おかしいじゃん。』
 
「はっは〜♪そ〜れ〜はぁぁ♪」
 
クルクルスキップしてお兄ちゃんの目の前に立つ。
 
 
「あゆみちゃんが好きだからぁぁ〜♪」
 
 
…はぁ!?
 
    何言っちゃってんの、コイツ!
 

16 名前:実依:2008/05/08(木) 19:43:07 ID:druXRgop0
『ふーん?』
  
 …え。素っ気なっ‥‥
 
「じゃぁ、俺達2人で行くから〜♪」
 
……は!??
 え、ちょっと待て〜!!
 服の袖を引っ張って先々進む健ちゃん。
 
 
『ちょっとぉ、どうゆうこと!?』
 
「ははは、何、分かんない?」
 
「ああ言っておけば、あゆみちゃんの事、気になってくるはずでしょ〜?」
 
『だからって、あんな言い方…「作戦なんだから!」
 
 
 
「悪いな。でも、これも1つの手段だから。我慢しろよ。」
 
うぅ゛……。
 
 嫌な作戦、でも仕方がない。
 
 
 「じゃ、まぁせいぜい頑張ろうぜ♪」
 
 
そう言って、健くんは私を玄関に残して
 
靴箱に向かった。
 
 
でも、これも作戦。
 
 …作戦、
 
 作戦。
 
 嫌だけど、頑張ろう。

17 名前:実依:2008/05/08(木) 19:54:37 ID:druXRgop0
 
あ…。
 
目の前にはお兄ちゃんが居た。
 
『お・・・』
 
伸ばした指をしまいこんだ。
 
……。
 
 
緊張感が走った。
 
空気が一瞬冷たく感じた。
 
 
 
 
蒼井さん………。
 
お兄ちゃんにこの間告白の手紙を書いたひとだ。
 
 
すれ違っても、お兄ちゃん、蒼井さんにあいさつしてない…。
 
目で追う蒼井さん。
 
…………まだ、好き……?
 
 
 
 
告白したら、
 
気持ち伝えたら
 
 
 
あたしとお兄ちゃんも
  
 ああなってしまうんだ。 
 

18 名前:実依:2008/05/08(木) 20:05:42 ID:druXRgop0
『あ、こんにちわ。』
 
「あぁ…こんにちわっ」
 
『あっ…………。』
 
…………。
 
嫌だ。
 
お兄ちゃん、冷たすぎるよ。
 
蒼井さん、泣いてるよ?
 
気づいてるの?避けてるの?
 
 
 
こうなるのだと解っている。
 
あたし、告白はしなくって良いや。
 
ああなってしまうのなら、気持ち隠すほうがマシ。

 
 
 
 
3時間目、授業を抜け出して
 
屋上へと向かった。
 
 
1人っきりになれる、唯一の場所。
 
 
空には雲1つなかった。
 
綺麗〜………。
 
 
 
 
あたしが、お兄ちゃんを好きじゃなくなったら、
 
こんな悩まなくてもすむのかな。 

 

19 名前:実依:2008/05/08(木) 20:16:47 ID:druXRgop0
『ただいまぁ』
 
『あ、あゆみ。今日から母さんとか3日間居ないらしいから。』
 
『あ‥‥そぅなんだ。』
 
『これ、食ったらふ『うわあ!』
 
ドサ…
 
段差につまずいたあたしを、
 
助けてくれたのは、お兄ちゃん。
 
ドキン……ドキン……
 
 
やばい、嬉しい。
 
 
諦めるんじゃなかったの?
“普通”に戻るんじゃなかったの? 
 
あたしの決断は簡単に崩れた。
 
 
『あゆみ…?』
 
なんで、
 
諦めた。  はず。
 
 なのに
 
なんであたしは
 
この腕を放したくない って思ってるの。
 
 
今までどうやって接して来たんだっけ。
 
 
 
……ギュ………
 
『おい、あゆみ………?大丈夫か?』
 
 
 
 
 『…………無理だよ……。』
 
 『……え、何が?』
 
 
なんで、身体突き放してくれないの。
 
 兄妹なんだよ。
 
 
 あたしたちは。
 
 

20 名前:白ガチャ ◆CIuSIRO9xo :2008/05/10(土) 10:15:32 ID:Dra7nR1n0
こんにちわです。最初から読みました。
とても面白いです。頑張ってください^^

21 名前:葉月:2008/05/10(土) 10:19:51 ID:???0
また読みました♪
分かりやすくて良いです☆
続き、お願いしますm(__)m

22 名前:実依:2008/05/10(土) 11:19:33 ID:IBtGybS+0
白ガチャさん◇
葉月さん◇
 
 読んで貰い、光栄です^^
 頑張りますヾ(∀)ノ 

23 名前:実依:2008/05/10(土) 11:32:34 ID:IBtGybS+0
 
『お兄ちゃ…ん……』
 
 
言いたいよ。
 
隠せないよ。
 
好きなんだよ。
 
 
このまま、ずっと隠し通すことなんて出来やしない。
 
お兄ちゃんに彼女が出来ても、
 
あたしには嫉妬しか沸いてこない。
 
 このまま、溜め込む事が出来るほど、
 
 あたしは器用じゃないんだよ。
 
 
 
………。
静まりかえった部屋が、雰囲気を変える。
 
 

……何か、言いにくくなってきた……かも。
 
 
 
 …………ギュッ………。
 

 
 

24 名前:実依:2008/05/10(土) 11:37:41 ID:IBtGybS+0
 
……え?
 
お兄ちゃんは、あたしの腰に手を回している。
 
 
なんで、ギュッてするの?
 
 
 

 
腰に回されていたお兄ちゃんの手が、
 
あたしの身体から離れた。
 
 
…どんな顔したら良いの…。
 


 
 
『あゆみ……好きだ』

25 名前:葉月:2008/05/10(土) 14:50:24 ID:???0
またまた読みました♪
続き、めっちゃ気になります!!!!

26 名前:実依:2008/05/10(土) 16:23:56 ID:CZV3Hequ0
葉月さん>>感想嬉しいですw(^-^)
 
 
 

27 名前:実依:2008/05/10(土) 16:32:14 ID:CZV3Hequ0
……え………?
 
お兄ちゃんがあたしを…?
 
『ずっと好きだった。』
 
うそ………ほんとうなの?

あたしの目からは今にも溢れそうなくらいの
 
涙が溜まっていた。
 
 
『お兄ちゃん…あたしも、好きだよ……』
 
あたしは、もう1度お兄ちゃんを抱きしめた。
 
言葉に出来ないくらい、嬉しかった。
 
 
 
『お兄ちゃ『ごめん。』
 
部屋にはテレビの音だけが流れている。
 
お兄ちゃんは、あたしと距離を置いて離れた。
 
……なんのごめん?
 
……なんで謝ってるの。
 
 
不自然なくらいに静まる部屋が、あたし達を目立たせる。 
 

 『俺はあゆみにはついていけねぇよ』
 
 
 
え?
どうゆう事なの?
 
  
 
 嬉し涙は悲しみへと変化した。
 

28 名前:実依:2008/05/10(土) 16:43:29 ID:CZV3Hequ0
 
 裕規
 『俺、あゆみだけは幸せにできねぇ。』
 
 『好きだけど、この恋も終わりだ。』
  
 あゆみ
 『……なんで…?じゃあ、なんで好きだって言ったの!??』
 
 裕規
 『……………』
 


 
 
 『最初から終える気持ちで言った。』
 
 
……これが、お兄ちゃんの答えなの?
 
 
せっかく、両想いになれたのに…?
 
 
あゆみ
 『じゃあ…あたしの気持ちはどうなんの!?』
 
 『自分だけ言っておいて、引き下がるなんて最低だよ!!』
  
 『…あたしのお兄ちゃん…………返してよぉ!!!!!!!!』
 
 
 裕規
 『じゃぁ、俺たちが付き合ったって、何が出来る……?』
 
 
 
 ………そんなの、分かんないよ。
 
お兄ちゃんの気持ちこのまま知らなかったら、
 
仲良しでいれたのに。
 
 
………全部お兄ちゃんのせいだよ………。

29 名前:実依:2008/05/10(土) 16:51:33 ID:CZV3Hequ0
 
 自然と涙がこぼれる
 
 
 『俺だって…我慢してんだよ〜…』
 
声を潰すように、お兄ちゃんは悔しそうな顔で言った。
 
 
 あたしは
 諦めれるレベルじゃないんだよ。
 
 愛してるんだよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 お兄ちゃんは小さくため息をついた。
 『もぉー限界・・・・・』
  
 

 いきなり
 あたしの手首を掴んで
 だきしめてきた。
 
 
 へ?
 
 
 『前言撤回。
  
 
 
 
 
  諦めるなんて無理だ。』

30 名前:葉月:2008/05/10(土) 16:53:34 ID:???0
また読みました♪

切ない・・・・、切なすぎる・・・・(;_;)

続き、お願いしますm(__)m

31 名前:実依:2008/05/10(土) 16:56:20 ID:CZV3Hequ0
葉月さん>>毎回ど-もです☆

32 名前:実依:2008/05/10(土) 17:06:49 ID:CZV3Hequ0
 
 その日は眠れなかった。
 
 眠気さえ感じなくて
 
 只、お兄ちゃんの事を
 
 考えてると、顔が熱くなった。
 
 
 
 
 裕規
 『俺やっぱ一番あゆみが好きや。』
 
 あゆみ
 『あたしも…。諦めるなんて無理よ。』
 
 裕規
 『諦めんで良いから』 
 
 あゆみ
 『又、やっぱり無理とか言わん?』
 
 裕規
 『言わんよ。ごめんな、』
 
 
 お兄ちゃんは、あたしのおでこにキスをした。
 
 裕規
 『お前は今日から俺のもんやけんな。』
 
 あゆみ
 『うん…解ってるよ。』
 
 
  
 これが、今日の夜の出来事。
 こうして、あたし達は付き合う事になった。
 
 
 嬉しさもあるけど、
 不安が消えたわけじゃない。
 
 
 でも、それは、これからは
 
 お兄ちゃんが消してくれるんだ。
 

33 名前:葉月:2008/05/10(土) 17:09:24 ID:???0
読みました♪

良かったです♪
付き合えてよかったです☆

34 名前:白ガチャ ◆CIuSIRO9xo :2008/05/11(日) 15:08:09 ID:HS49l2+m0
感動です〜(;-;)
付き合えてよかったですね><

35 名前:実依:2008/05/13(火) 19:56:18 ID:yxdp1Hed0
お2人ともコメントあリがちゅ-ですw笑

36 名前:実依:2008/05/13(火) 20:02:36 ID:yxdp1Hed0
お母さん、お父さんごめんなさい。
 
あたしは……お兄ちゃんが大好き。
 
諦めれるわけもなく、ひたすら追いつずけた日々。
 
ずっと、想いつずけていたこの思い。
 
やっと……叶ったんだよ……。
 
今すぐみんなに伝えたい。
 
でも………そんな事、してはいけない。
 
あたし達は兄妹だから………
 
でも、誰にも言えなくても、
 
  自慢出来なくても、
 
 あたしには、もったいないような人が傍に居る。
 
大丈夫、やっていけるよ。
 
あたし、ずっと願ってたんだもん、この日が来るって。

37 名前:実依:2008/05/13(火) 20:09:29 ID:yxdp1Hed0
朝、眠気が覚めないまま、起きた私は、
 着替えて部屋をあけた。 
 
『お、おはよ〜〜』
そこには、着替えたお兄ちゃんが立っていた。
『お、ぉおはよー〜〜』
緊張するよ……。
 
『丁度良かった、遅刻するぞ?』
『へ?』
 
あ……時計壊れてるううう〜〜!!!!
 
『あと15分しかねーし、早く!!』
『あ、はぁいっ』
 
2分でご飯を終わらせ、あたしはお兄ちゃんと家を出た。
 
『そ、そんな急がなくたって、時間あるよ?』
 
『俺が、ゆっくり行きてぇだけ』
 
『あ、顔赤い♪』
 
『うるせえよっ』
 
お兄ちゃんって、こんな人だったっけ……?
 
なんか…違う人みたいで可愛い♪

38 名前:実依:2008/05/13(火) 22:01:50 ID:yxdp1Hed0
いつもより、5分早く家をでたせいか、
人はまったく居ない。
 
『そういえば、お兄ちゃんて、いつからあたしの事好きだったの?』
『え、う〜ん…2年前くらい(笑)』
『え!!!!』
 
うそ、そんなに…あたしのこと思ってくれてたの!?
『だから、彼女つくらなかったんだぁ〜〜』
『それは、あゆみもだろ?』
あたしは、首を縦にふった。
 
『はい』
お兄ちゃんは、あたしの前に手をだしている。
 
『誰も居ないし、良いよな?』
不安気な顔でのぞき込むお兄ちゃんが愛しくてたまらない。
 
『もちろんっっ♪』
あたしは、お兄ちゃんの手を握った。
 
『違うだろ?』
『へっ?何が!??』
そう言うと、お兄ちゃんは手を放し、
 
『こう……だろ!』
と言って、指を絡ませてきた。
 
『わぁ、カップルみたい♪』
大はしゃぎしたあたしを見て、
『カップルだろ?』
微笑するお兄ちゃん。
 
 
『両想いって良いね!』
笑顔を向けると、
 
『当たり前だし。やっと実ったんだから、絶対はなさねぇし〜』
意地悪な口調で言うお兄ちゃん。
 



こんなお兄ちゃん、
 
 今まで知らなかったよ。

39 名前:実依:2008/05/13(火) 22:13:03 ID:yxdp1Hed0
 
「ちょっとあゆみ〜!今日居なかったじゃん!」
『え…えへっ』
「誤魔化したってだめ〜!!……でも、許す☆」
『え……なんで?』
「そりゃぁ、大崎先輩と行けたから〜♪」
『へぇ』
 
 
…………ぇえええ゛!???
 
『結香…もしかして………』
 
「当たり〜!!応援してよぉ♪」
 
………はは、やっぱり(笑)。
 
 
あんな奴が良いなんて、変わってるにも程があるよ。
『まぁ…頑張りなよぉ〜〜』
 
「もっちろおお〜ん!!」
 
朝からテンション高い…ついて行けねぇよ……。

40 名前:実依:2008/05/13(火) 22:28:27 ID:yxdp1Hed0
 
そういえば結香は、可愛いのに彼氏居なかったなぁ〜。
 
「ズドーーンッッ」
 
「『うわぁぁぁ〜〜………』」
隣に居たのは、超結香大好き人間………。
 
「今の話本当ッスか…?結香ぁぁ!「だ・ま・れ♪」
 
この鬱陶しい人は、
長年結香を好きでいた永井 潤くん。
クラス違うけど、毎朝あたしのクラスに来ては、結香にアピールしていた。
 

ふられてるのに、何度も告白するのって偉いよね。
それとも、1度告白したら
 気軽に出来るものなのかな。
 
「そんなやつ辞め「そんな奴言う〜〜な!」

「あたし、好きな人出来たしっここ来ても無意味だよ。」
 
う、それはキツすぎるんじゃ……結香。

潤くんは、諦めきれない顔で去っていった……。
 
 又来るだろうけどね…(笑)
 
 
 
 
 
 

41 名前:実依:2008/05/15(木) 15:41:19 ID:m+vgp32e0
『それにしても、結香が健くんのこと好きだったなんて〜♪』
「えへへ、最近なんだけどね〜♪」
 
「世界1大好きだよ〜♪♪」
 叶えば良いね、協力するよ。
 
 
今日は、4人で帰る事に。
 …もちろん、健くんと結香、お兄ちゃん。
早速結香は気合い入れるために、
髪型も変えてメイクも……準備良すぎ。(笑)
 
「あれ、なんか結香ちゃんじゃ無いみたい!」
「え?何それ?ひっど〜いっ (怒)」
「てゆうか、みんなで帰ってるけど、皆カレカノ居ないの〜?」
結香は、シメシメと陰で笑っている。
 ……行動早ぇ〜…(笑)
 
「俺は彼女なんていらねぇ〜」
健くんの言葉に結香はショックを………あれ?
 
結香、すっごい喜んでるんですけど!
え、だって彼女いらないって言ったんだよ?
聞き間違えてない!?
ちょっと、すっごい不安〜……。
 
 
『ギュッ』
お兄ちゃんは、あたしの手を優しく握ってきた。
『俺も彼女いらねぇな〜』
 
…ふふっ。
 
お兄ちゃんの愛情が伝わってくる。
 
愛されてるなぁ。
 
 
「ねぇ、彼女居ないの!?」
 
「え、居ねぇけど。」
 
「じゃぁ、あたしと付き合おうよ!」
 
 
 
「…え?」
 
 
………へ?
みんなは口が開いているのにも
気がつかず、ただ結香の方も見ている。
 
………って、結香!何いってんの!!?

42 名前:葉月:2008/05/16(金) 18:52:30 ID:???0
読みました♪
ヤバイ展開ですね・・・・((汗
続き、楽しみにしています♪

43 名前:ゆき:2008/05/18(日) 08:50:06 ID:AGPFDLpP0
よみました!!!!!
早く、続きよみた〜〜い!!

44 名前:実依:2008/05/18(日) 14:51:13 ID:MctjFZVk0
ゆきさん、葉月さん 
コメありがとうございます♪

45 名前:実依:2008/05/18(日) 15:06:25 ID:MctjFZVk0
 
「……え、俺に言ってんの?」
「はい☆付き合ったり……とか…どうでしょうか…//」
沈黙が流れた。
 
どうしよう、フォローとかしなきゃ……。
 
「それ…ほんとに俺に言ってんの?他の奴じゃなくて?……」
 
健くんの2度目の同じ質問に、結香は少しひるんでいた。
 すごく重たい空気を変えたいけど……どうしようも出来なかった。
 
だって、口挟んだらだめな気がするから……。
 
 
 
「やっぱり……」
 
結香の目には涙が溢れていた。
 
「ごめん、帰るね。……すいません。」
 
 
 
 
『結香……』
後を追おうとした私の手を掴んだのは、
 
健くんだった。
 
 
 
「ごめん…俺に行かせて?」
 
『あ…うん……』
 
 
健くんを行かせて良いんだろうか…。
 
 

…結香………
 
 
『健っ』
 
呼び止めたのは、お兄ちゃんだった。
 
『行くな。今は小山さん1人になりたいと思う。』
 
 
健くんは呆然と下を向いていた。
「……おう。…」
 
 
結香……大丈夫な訳無いよね…。
 
あたしが行かなきゃ、誰が行くの?
 
 
『ごめん…あたし、結香の所行きたいよ……。』
 
 
 
 
 
「『行ってこいよっ。』」
 
2人は背中を押してくれた。


 

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