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■ 私の恋・親友の恋
- 1 名前:MOENA:2004/01/01(木) 23:30:52 ID:???0
- 【登場人物】
見崎 レナ(みさき れな)
主人公。
消極的で控えめ。
とても恥ずかしがり。
一村 雪絵(いちむら ゆきえ)
レナの親友。
積極的で目立つことが大好き。
イケメンが大好き。
桂坂 レオ(かつらさか レオ)
レナの親友。
男っぽいけど本当は女。
クールで男に全く興味なし。
真山 真輝(まやま まさき)
レナの友達。
レナの好きな人。
クラスの中で大人気者。
野村 純治(野村 じゅんじ)
レナの友達。
雪絵の好きな人。
クラスの中で一番モテモテ。
立坂 紀斗(たちさか のりと)
レナの友達。
ごく普通の男。
優秀で成績が良い。
- 2 名前:MOENA:2004/01/01(木) 23:33:42 ID:???0
- 第1話 恋の始まり
――4月。
レナは、中1になった。
ずっと期待していた制服を着た。
もう中学生か...。
早いよね〜、時間が過ぎるのは...。
レナは、桜の木を見上げた。
春風が桜の木にあたって
桜の花びらが空に綺麗に舞う。
綺麗...。
あまり綺麗過ぎて、
桜の花びらが舞う様子を
見るの夢中になった。
「ミーチャン!!!」
ん?
この声は...。
- 3 名前:MOENA:2004/01/01(木) 23:39:01 ID:???0
- 「ミーチャン!!!
久しぶり〜!!!」
絶好調の雪絵がレナの所に向かって
手を振りながら全力で走ってきた。
ユキ!?!?
「ミーチャン!!!
会いたかった〜!!!
会えて良かった〜!!!」
雪絵はレナを抱きしめた。
すると、突然、雪絵は涙を流した。
「ユキ...?」
涙を流している雪絵を見たレナは、
あまり可愛すぎて、
雪絵を抱きしめながら雪絵の頭を撫でた。
「おかえり...。」
嗄れた声で言った雪絵。
「...ただいま。」
レナは雪絵を優しく抱きしめた。
- 4 名前:MOENA:2004/01/01(木) 23:41:24 ID:???0
- ――数分後。
「ユキ、落ち着いた?」
「うん...。
ありがとう。」
「ううん。
ってゆうか...
いきなり走ってきて...
いきなり抱きしめて...
いきなり涙を流して...
もうホントに驚いたよ...。」
「フフフ。
ごめんね?」
「フフフ。
もぉ〜いいよぉ〜!!!」
「...あたし...ずっと寂しかったんだから...。」
雪絵は寂しそうな顔をしながらレナを抱きしめた。
「うん...。」
レナも雪絵を優しく抱きしめた。
「ミーチャン...。」
「うん?」
「もう遠くへ行かないよね?
私たち、離れ離れにならないよね?」
雪絵はレナを強く抱きしめた。
ユキ...。
「うん。
もう遠くへ行かないよ。
離れ離れにならないよ。」
「ホント?」
「うん。」
「良かった...。」
「ユキ、もうそろそろ教室に戻ろっか。
入学式が始まるかもしれないし。」
「うん。行こっ!」
教室へ猛ダッシュで向かった。
- 5 名前:MOENA:2004/01/01(木) 23:43:36 ID:???0
- そして、教室に到着するとレオ、真輝、純治、紀斗の姿があった。
「久しぶり、レナ。」
「レオ...。」
「久しぶりだな、レナ。」
「マー君...。(真輝)」
「久しぶりやな、レナ。」
「純ちゃん...。(純治)」
「久しぶりだね、レナちゃん。」
「ノリちゃん...。(紀斗)」
- 6 名前:MOENA:2008/06/22(日) 13:12:39 ID:dCFINMQu0
- レオ...。
マー君...。
純ちゃん...。
ノリちゃん...。
顔...性格...変わったね...。
すると、レオがレナの所に行った。
「レナ、元気だったか?」
「うん。
レオも元気にしてた?」
「あぁ。
これからの3年間、宜しくな。」
「こちらこそ宜しくね。」
レオ...。
レオと出会ったのは、
13年前だったよね。
あの頃は、
女らしい行動で、
毎日、笑顔でいた。
――なのに...
今日、久々に会った時...
男らしい行動...
笑顔がクール...
私がいない間...
どうしちゃったの...???
- 7 名前:MOENA:2008/06/22(日) 14:34:14 ID:dCFINMQu0
- レオのこと、
ずっと、ずっと...
気になって...
気になって...
仕方なかった...。
しばらく、
目を閉じて、
レオのことを知っている人を
考えてみた。
レオの幼なじみの人は...
真輝だ...!!
小さい頃からずっと一緒だった、
真輝に聞いてみよう...。
レオの過去を...。
- 8 名前:真希:2008/06/22(日) 14:58:18 ID:???0
- 「ねぇ...、マー君。」
「何?」
「......うん...。」
「うん...。って何も分からないじゃん。
どうしたの?」
「...レオ。」
「レオ?」
「..うん...。」
「レオがどうしたの?」
「...レオ...変わっていない?」
「変わっていないって?」
「...性格とか...行動とか...。」
「あっそういうことか。」
「えっ。
知ってるの???」
「うん。
めちゃくちゃ変わったよ、レオは。」
「どういうこと?」
「それを聞いてど〜すんの?」
「あ...いや...あの...、
き...気になっちゃって...。」
「ふ〜ん。」
「...お願い!!!!
レオの過去、
聞きたいの...。
お願い...。」
「ん〜...。
レオに許可貰ったか?」
「え?
許可...必要なん???」
「う〜ん...。
勝手に話したら、
レオが傷つくし〜...。」
「............」
「はぁ〜。
そんなに気になるなら、
本人に聞けよ、なっ。」
真輝がレナの頭を優しく叩いた。
「...うん...。」
- 9 名前:MOENA:2008/06/22(日) 15:01:29 ID:dCFINMQu0
- ↑
MOENAです((苦笑
- 10 名前:MOENA:2008/07/30(水) 20:20:36 ID:???0
- 本人に聞くなんて...
なんか気がまずくなる...。
でも...
レオは...
私にとって大切な人...。
いつも私を助けてくれた...
私が泣いている時...
レオが励ましてくれた。
だから...
私もレオを助けてあげなきゃ...!!!
.....決めた。
レオに聞いてみる!!!
レオの過去を...。
- 11 名前:MOENA:2008/07/30(水) 20:36:17 ID:???0
- レオを探しに、
廊下に向かった。
レオ...
私がレオを助けるから!!!
すると、レオの姿があった。
レオ...。
歯を食いしばって、
レオの所に向かった。
「レオ。」
「どうした?」
「話があるんだけど...
時間、ある?」
「話?
う〜ん...
放課後なら大丈夫だと思う。」
「うん、分かった。
じゃ、放課後でね!」
「おう。」
レオが去っていくまで、
ずっと見つめた。
レオ...。
なぜか不安になってしまった...。
なんて言われるのか...
すごく不安だった。
- 12 名前:MOENA:2008/07/30(水) 20:47:52 ID:???0
- ――放課後。
大丈夫かな...。
それでいいんだよね...???
レナはレオになんて言われるのか、
すごく不安で...不安で仕方なかった。
もう死にたいくらい不安でいた。
コツコツコツ...(レオの足音)
ギクッ...
「お待たせ、レナ。」
「あ...うん。」
「で、話って?」
「え...あ...うん...。」
「うん?」
...き...聞けない...((泣
どうしよ――!!!!!
「レオ???」
「え?
あっ...。」
「大丈夫?」
「...うん。」
「話があるんだろ?」
「うん。」
「話って何?」
「うん...。
あのね...。」
- 13 名前:MOENA:2008/08/02(土) 15:51:13 ID:???0
- 「...私が居ない間...
変わったこと...
なかった...???」
「変わったことって???」
「え?
いや...あの...それだよ、うん...。」
何やってるんだ...私...。
つか...レオも少し気を使ってくればいいのに...(泣)
「え?
それって?」
う――っ(泣)
レオって空気読まないんだ...(泣)
しかも...答えるの、クールだし...(泣)
「.............」
もう...めんどい...(涙)
やっぱり、やめとこ...。
「レナ?」
「あ...話...キャンセル!!!
キャンセルね!!」
「ふ――ん。
じゃ。」
両手をズボンのポケットに入れ、
ゆっくり去った。
.............
聞けなかった...。
何やっているんだろう...私...。
つか...レオに聞けるわけないじゃん...。
- 14 名前:MOENA:2008/08/02(土) 16:04:38 ID:???0
- ハァ〜...。
なんで聞けなかったんだろう...。
あぁ〜知りたいな...レオの過去...。
後悔しているレナを見た真輝は、
レナの所へスキップしながら向かった。
「ヨッ!!!」
「あ...マー君...。」
「あれ???
いつもやったら、驚くのに...。
『うわっっ!!!』って絶叫するのにサッ。」
「う〜ん、そうね〜。」
「あれ...いつものレナじゃないな〜...。
どうした?
何かあった?」
「....別に....。」
「いいから、答えろ!!!
いつでも相談に乗ってやっからよ!!!」
レナに向かってピースをした。
「あぁ...ありがと...。」
「で、どうした?」
「.........」
「なんだよ!
言えない事でもあるのか?」
「...聞けなかったの...。」
「え?」
「レオに...過去のこと...聞けなかったの...。」
「...そうか...。」
「バッカみたい...私...。」
「.........」
- 15 名前:MOENA:2008/08/02(土) 16:58:41 ID:???0
- 「レオの過去...気になるよ...。
どうして聞けなかったんだろう...。」
「.........」
「あっ...。
ごめんね。
マー君には、関係ないのにね。
じゃ、授業が始まるから、またね。」
教室に向かっているレナをみた真輝は、
レナの言葉、表情に心にしみこんだ。
「レナ...。」
- 16 名前:MOENA:2008/08/02(土) 17:04:23 ID:???0
- 同じく、遠くの壁に純治の姿があった。
なぜか嫉妬している様子だった。
純治は、唇を噛んで去っていった。
- 17 名前:MOENA:2008/08/02(土) 17:18:52 ID:???0
- ――授業中。
どうしても気になるよ...。
レオの過去...。
レナは、授業をサボって、
廊下で外を眺めていた。
遠くから真輝がいる。
レナ...。
同じく、遠くの壁に純治がいる。
......レナ......。
「レナ!」
「マー君。」
「どうした?
こんな所で...。
授業は?」
「...サボってきた。」
「え?」
「どうしても気になるの...。
レオの過去が...。
気になって...
気になって...
仕方ないんだよ...。」
「レナ...。」
「ごめんね。
マー君まで迷惑かけて...。
もう迷惑かけないから、
安心して! じゃ!」
レナは、マー君から離れて去ってゆく。
「...レナ。」
マー君の言葉に揺れるレナ。
マー君を振り向いて小さく答えた。
「何?」
「説明してあげるよ、レオの過去を。」
「え?」
- 18 名前:MOENA:2008/08/02(土) 17:25:29 ID:???0
- 「レオの過去、知りたいんだろ?」
「あ...うん。」
「説明してあげる。」
「あ...でも...。」
「聞きたくないのか?」
「う...ううん!」
「じゃ、説明するで〜。」
「ちょ...ちょっと待って...。」
「何だよ?」
「レオに許可貰ってないんでしょ?」
「うん。」
「...やっぱり遠慮しとく。」
「なんで?」
「いいから! じゃ!」
レナは素早く逃げた。
- 19 名前:MOENA:2008/08/02(土) 18:51:52 ID:???0
- 「.........」
いきなりだった為、
真輝は呆然。
遠くの壁にいた純治は、
真輝の所へ歯を食いしばって向かった。
コツコツコツ...(純治の足音)
「誰...?」
「真輝。」
「純治...。」
「お前に聞きたいことがある。」
「何?」
「お前、レナのことが好きなんだろ?」
「は?」
何言ってんの? コイツ...。
頭でも打ったのか?
変な物でも食ったのか?
さっぱり分かんねぇ...。
「お前が言っていること、
さっぱり分かんねぇっすけど。」
「レナのこと、好きなんだろ?」
「俺が!?」
「素直になれ!!!
...正直に言え。
お前は、レナのことが好きなんだろ?」
「...好きだ。」
「.........」
「お前もレナのこと、好きなんだろ?」
「...好きだ。」
「...俺たち...ライバルだな。」
「...お前だけには、絶対にレナを渡さない。」
「こっちのセリフだ。」
「んだと!?」
「レナを幸せに出来るのは、俺だから。」
「.........」
2人は、お互いの顔を睨みつけた。
- 20 名前:MOENA:2008/08/02(土) 19:01:39 ID:???0
- 「俺、放課後、レナに告白する。」
「純治!?」
「早いモン勝ちだ。」
「........」
真輝は悔しくなって唇を噛んだ。
「お先に!!」
純治は走って去った。
「....純治だけには、絶対に...渡さない...。」
走っている純治を睨みつけた。
- 21 名前:MOENA:2008/08/05(火) 13:17:19 ID:???0
- 純治は、
レナがいる教室に向かって
ゆっくり歩いた。
そして、
教室に到着し、
深呼吸をした。
ん〜ふぅ〜...。
...よしっ!!!
心の準備が出来、
ドアからレナを探した。
レナは、
雪絵と恋愛の話で
盛り上がっている。
でも、純治はクラスで一番モテる為、
レナのクラスメイトは大騒ぎで、
レナを探しづらい。
....うっとうしいな....(怒)
純治は怒りを耐えながら、
レナを探し続けた。
- 22 名前:MOENA:2008/08/05(火) 13:27:31 ID:???0
- 「ねぇねぇ...ミーチャン。」
「何?」
「ドアの所に人が集まっているんだけど...
何が起こったのかな?」
「さぁ〜?」
「行ってみようよ!!!」
「え!?」
「行こっ!!!」
「え〜...。」
「ねっ!!!」
「...行かない!!!」
「ん〜行こうよ〜〜〜!!!」
「一人で行けば〜???」
「冷たいなぁ〜。」
「はいはい。
冷たくて悪かったわね。」
「...一人で行くサッ!!!」
「いってら〜♪」
「.......(怒)」
「別に怒らなくてもいいじゃん。」
雪絵はムスッとしながら
人の集まっているところに向かった。
人に集まっているところに到着し、
隙を通りぬいて行った。
「ん〜〜〜!!!
う゛...。
く゛る゛し゛い゛...。(苦しい)」
やっと抜けたとき、
おしゃれだった髪型が
アフロっぽくなってしまった。
「あぁあああ(泣)
あたしの気に入りだった髪型がぁぁ...(泣)」
雪絵の絶叫がレナの所まで響き、
レナは静かに笑った。
フフフフフ(爆笑)
雪絵ったら、めっちゃ目立ってるし(笑)
笑いが止まらなくて、
ずっと笑い続けているレナ。
絶叫している雪絵を見た純治は、
何が起こったのか分からずにいた。
しかも、雪絵だと気づいていない。
- 23 名前:MOENA:2008/08/05(火) 13:58:25 ID:???0
- 誰だ...コイツ...。
アフロの髪型にしているのは。
純治は、雪絵の髪型が目立つ為、
雪絵を睨みつけた。
コイツ...。
目立つタイプか...?
...ん?
この顔...見たことがあるような気がする...。
「え!?
雪絵!?」
まだ絶叫している雪絵は、
純治に呼ばれた言葉が耳に入り、
涙目になったまま、
純治の顔を振りむいた。
「ん?」
「お前...雪絵...だよな?」
「うん。
...って純ちゃん???
...最悪...。
アフロっぽい髪型も...
絶叫した様子も...
涙目になった顔を見られた...。」
雪絵は頭が真っ白になった。
- 24 名前:MOENA:2008/08/14(木) 17:52:22 ID:???0
- 「ユキ...。
遅いなぁ...。」
レナは人が集まっている所を見つめた。
行くしかない...か...。
ホントは行きたくないけど.....。
「行くしかない...。」
レナは席をはずし、
人が集まっている所に向かった。
「すみません。
通らせてください。」
たった1回言っただけで、
道をあけてくれた。
「ありがとうございます。
ホントにすみません。」
やっと雪絵の所に到着した。
- 25 名前:MOENA:2008/08/14(木) 18:05:58 ID:???0
- 「あっ!
ユキ!!
って...え――!?!?」
目立つアフロ
涙目になっている雪絵の姿を見て、
レナは唖然。
「うぅっ...(泣)
ミーチャァン(泣)」
泣き声を出しながら、
レナを抱きしめた。
「ユキ...。
大丈夫?」
「大丈夫じゃない〜〜(泣)
最悪なのぉ〜(泣)」
雪絵は大声で答えた。
...とても目立つ...(汗)
周りの人に睨まれているし...。
「なんで?
何かあったの?」
「純ちゃんに見られたのぉ〜(泣)
アフロっぽい髪型も...
絶叫した様子も...
涙目になった顔も...
全部見られたの...(泣)」
「え?
純ちゃん???」
「うん...。」
「..よぉ...。」
「純ちゃん!!
なんでここにいるの!?」
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