【6:18】☆ みんなで小説 ☆
- 1 名前:みなみ:2009/06/06(土) 16:23:55 ID:PD+4ON5I0
- みんなで小説を書きましょう♪
内容をつなげていって、1つのお話にしましょう☆★
内容は、心に傷を負った子供(女の子)が 森の中にある一軒家を見つける。 そこに住んでいる男性に心の内を 聞いてもらいながら、元気付いていく・・・。 3人の子供も新しく登場し、 子供4人、男性1人の登場人物で繰り広がる ストーリー・・・・・って感じです。(大まかにすると。)
皆さん、どうぞ参加下さい♪ お願いします☆★
- 9 名前:みなみ:2009/06/10(水) 20:53:08 ID:+RJY65oL0
- 「今・・・・何時だ・・・・?」
布団の中から少し顔を出し、 瑠衣は窓の外を見つめた。 太陽は出ているが、時間の感覚が昨日から無くなっている。
布団から起き出し、制服を着たまま眠っていたので 乱れた制服をなおした。 ショートカットの髪もとりあえず手櫛でなおした。 荒れだしてから性格が変わった瑠衣は 服装も言葉遣いも何もかも男っぽくなった。
部屋の扉を開けた。 扉の向こうの部屋には、誰も居なかった。 瑠衣は気付いた。 この家には時計や、時間に関するカレンダーが無い。
窓の外を見ると、光は外に居た。 瑠衣は外に向かうため、玄関の扉を開けた。
- 10 名前:こーろぎ:2009/06/10(水) 23:09:03 ID:MDcEF76I0
- 外は腹が立つほど眩しかった。
日の光が瑠衣に降り注ぐ。 「チッ…」 思わず舌打ちをする。朝からやけにイラつきっぱなしだ。 朝?朝なのか?時間が気になる。でも時計がない。 「そうだ…」 携帯電話の存在に気がついた。スカートの右のポケットに手を突っ込む。 「嘘だろ…」 無かった。全てのポケットに手を突っ込んで探したが見つからなかった。 布団の中?布団から起きた時無かった。 鞄の中?いや、携帯電話は常にポケットに入れていた。 「あっ…」 落としたんだ… 公園のフェンスを飛び越えた時に… ショックだ。しかし、携帯電話を落としたことによって、 警察の居場所が分からなくなったので警察に見つけられる心配は 少なくなった。警察に捕まったらまたあんなクソみたいな生活に 戻らないといけなくなる。 「ん…?」 ふと、瑠衣は目の前に三角形の板が地面から 垂直に立っているのに気がついた。 「!」 そこに時間があった。 「日時計…?」 たしかに日時計だ。
- 11 名前:こーろぎ:2009/06/10(水) 23:16:48 ID:MDcEF76I0
- あ…訂正があります…
警察の居場所が分からなくなったので≠カゃなくて 瑠衣の居場所が分からなくなったので≠ノ直してください… 本当にすいませんでした
- 12 名前:玲空:2009/06/11(木) 16:17:12 ID:QOYRQ1Tu0
- 「もう出てこられて大丈夫なのですか?」
日時計に気を取られていた留衣は 光が自分に近づいていたことに気付かなかった。
留衣は自分よりもはるかに長身な光を見上げた。
ただ眩しかった。 光という存在も、太陽の光も・・。
「どうかしましたか?」
留衣は相変わらず光に返事をしなかった。 顔をそらして日時計を見つめなおした。 光は少しさびしそうにほほ笑んだ。
「名前は、なんとおっしゃるのですか」 変な男だ・ 「聞いてどうする」 留衣はそっけなく答えた。 「どうもしませんよ。 ただ、きっと素敵な名前でしょう。」 本当に変わった男だ。 「留衣・・」 「え?」 「名前」 留衣がそういうと、 光は優しくほほえんだ。 「留衣。やっぱり素敵な名前です。留衣」
その瞬間、 なぜか悲しくなった。 泣きそうになった。
こんな風に名前を呼ばれるのは、 もうずっとなかったから・・・
- 13 名前:沖:2009/06/11(木) 19:44:44 ID:AvEMNjjH0
- 「・・・・何だよ・・・。」
瑠衣は、自分を見つめていた光に ぶっきらぼうに言った。 「いえ・・・、失礼しました・・・。」 光は目をそらした。 「何だ、言ってみろよ。」 イライラしてきた。 なんなんだ、この男は。 「いえ、確かに女性の方なのに、何故そんな言葉遣いを するのかと思いまして・・・。」 光は瑠衣の方を向いて微笑んだ。 「人の勝手だ。ほっとけ。」 瑠衣は時刻など分かるはずもないのに、 日時計を見た。
「・・・・・・今、何時だ・・・・・」
- 14 名前:謡人:2009/06/12(金) 19:18:10 ID:JWEpWkKH0
- しかし外は真っ暗だった。
これじゃあ使えるはずもない。 「時間? 時間なんて、ありませんよ」 「は?」 行っている言葉の意味がわからなかった。 時間がない? つまり、時計はないってことか? そういった結論にたどり着き、携帯を取り出して見てみたが、電池切れ。 腕時計は生憎していない。 私は舌打ちをした。 「帰りたい・・・んですか?」 「・・・別に」 そうだ。 帰ったらあの先公に会うことになる。 それはごめんだ。 なら、なら。 こんな風に・・・独りで暮らすのも、いいのかもしれない。 誰にも見つからずに、見つけずに。 もしかしたら―― そんな私の心を読み取ったのか、光は言った。
「ずっとここにいますか?」
- 15 名前:花:2009/06/13(土) 18:04:00 ID:bMCkAlj/0
- 瑠衣が何も言わなかったからか、
今まで瑠衣を見つめていた光は 空を見上げた。 瑠衣もつられるように、夜空を見上げた。 無数の星たちが輝いていた。 「外・・・・・、寒くなってきましたね。 自分、先に中に入ってますから、 気がすんだら入ってきてくださいね。」 光は瑠衣に微笑んで中に入っていった。
「あ・・・・。」
流れ星。 瑠衣には聞こえたような気がした。
「自分の選んだ道を信じて・・・・・・。」
瑠衣は深く、深く、深呼吸をした。 瑠衣はしばらく夜空を眺めてから 光のいる家に向かった。
- 16 名前:みなみ:2009/06/14(日) 20:26:47 ID:MkhteQNC0
- ガチャ・・・・・・
光は居間で本を読んでいた。 外国の本なのか、表紙にアルファベットがかいてある。
「決まりましたか?」
光は瑠衣に微笑みまがらそう言った。
「あぁ・・・・。」
瑠衣は躊躇わずに言った。
「しばらくここに居させてくれ。」
光は驚かなかった。 光はただ、いつもの優しい笑顔で言った。
「分かりました。 好きなだけ居ていいですよ。」
瑠衣は思った。 気がすんだら帰ればいい。 いつになるのかは分からないが、 気がすんだら帰ればいい。
瑠衣は窓の外を見つめた。 窓の外の星は輝きを失うことを知らないように いつまでも輝いていた。
- 17 名前:水ナ:2009/06/28(日) 13:36:38 ID:zALSuH/x0
- 目覚めた。
瑠衣はベットの中に居た。 「あぁ・・・・。」 瑠衣は声をもらした。 自分が今何処に居るのか、少しの間分からなかった。 そうだ。今自分は光の家にいるのだ。 窓の外に目をやると、光が見えた。 マグカップを片手に、向こうを眺めていた。 瑠衣は外へ出た。
「おはようございます。」 光は瑠衣に気付き、微笑んだ。 しかし、瑠衣は返事を返さなかった。 「今日もいい天気になりましたね。」 光は向こうを見つめ、マグカップに入っていた コーヒーを一口飲んだ。 瑠衣はふと思った。 光はずっと一人なのだろうか? 光はいつからここに居るのだろうか? 光は・・・・・・。 瑠衣は光を見つめてみた。 光の瞳の中の微かな悲しさが見えたような気がした。 光は瑠衣が自分を見つめている事に気付いた。 「どうかしました? そんなに見つめられると恥ずかしいですよ。」 光は微笑んだ。 「え・・・・、いや・・・別に・・・・。」 瑠衣はそっぽを向いた。 光は下を向いて、腹に手をあてた。 「お腹空きましたね・・・・。朝ごはんしましょうか。」 光は瑠衣に微笑んだ。 「あ・・・・、あぁ・・・・。」 「行きましょうか。」 光は微笑んで家の中に入っていった。
- 18 名前:みなみ:2009/07/01(水) 17:56:09 ID:5Hg+qW720
- 「目玉焼き硬い方がいいですか?
半熟の方がいいですか?」 立て膝で椅子に座っていた瑠衣は光の方を見た。 「・・・・どっちでもいい。」 光は楽しそうに卵をフライパンに落とした。 瑠衣は光を見つめた。 光のように、人が微笑んでいる事が 瑠衣には分からなかった。 微笑むなんて・・・・、何故だろう、出来ない。 この家に居て、光が微笑んでいる所しか見た事がない。
「壊れろ・・・・・っ・・・壊れろ・・・・・」 久しぶりに口にした言葉。 何故口にしたのかも、分からない。 今度この言葉を言うのは何時だろう。 瑠衣はぼんやりと考えた。 「どうぞ。出来ましたよ。」 光はテーブルの上に朝食を置いた。 「僕、硬いのが好きなんです。 だから、瑠衣さんもどうぞ。」 瑠衣は硬く焼かれた目玉焼きを見た。 「まぁ・・・食べましょうか。」
|